瓦について

屋根には瓦がいいんです!


       日本の屋根に瓦をすすめる7つの理由

焼き物だからいいんです!

焼き物だからいいんです!

レンガとタイルと瓦は粘土を練って形をつくり、色付けには釉薬(うわぐすり)を掛けて焼き、腐らない、さびない、色がはげない建築材料として古来から使われています。

空気層があるからいいんです!

空気層があるからいいんです!

屋根下地と瓦の間にできる空気層は瓦自体の断熱性能に加えて、良質な断熱機能です。
太陽熱を屋内に伝えにくく、夏の暑さを防ぎ、雨後には屋根下地の湿気を早く乾燥させて、屋根を長持ちさせます。

長持ちするからいいんです!

長持ちするからいいんです!

奈良の元興寺は日本で最初に建築された寺院といわれ、屋根には1400年前の瓦が今も使われています。
何度も修理・修復されても使える瓦はそのまま使われてきました。

経済的だからいいんです!

経済的だからいいんです!

瓦は塗装品ではないので、将来の塗りかえは不要です。
ランニングコストが節約できます。

強いからいいんです!

強いからいいんです!

瓦は雨にも、雪にも、風にも、夏の焼けつく暑さにも耐えて大事な住まいを守り続けます。
日本の寺院の屋根瓦は100年以上のサイクルで葺き替えられて世界最古の木造建築を守り続けてきました。


重量があってもいいんです!

重量があってもいいんです!

建物の耐震性を確保するため建築基準法では、重量が大きい瓦葺き建物と板金や化粧スレート類の軽い屋根葺き建物に別けて構造計算の係数をかえてあります。
瓦屋根の住宅と軽い屋根材の住宅を比べると、瓦屋根の住宅の方が丈夫な作りということができます。

古くなってもいいんです!

古くなってもいいんです!

焼き物の瓦は年月が経つと自然素材特有の味が出て風格が増していきます。

瓦は各種の屋根材の中で、もっとも耐久性に優れ、経年劣化がほとんど発生せず、半永久的な耐久性があり、凍害や塩害の不安もありません。
強風時のめくれ上がりをおさえる耐風性能に優れた部材と施工方法で崩れ落ちる心配もなく、資産としての建物に優れた屋根材です。

だから屋根には瓦がいいんです!

瓦(粘土瓦)の特性について

瓦(粘土瓦)は天然素材である自然の粘土を原料とした大型焼製品です。
粘土は採取場所により、その成分・性質は微妙に異なり、また同一場所の採取でも全く均一ではありません。
このため粘土瓦には自然素材特有の現象が見られることがありますが、粘土瓦本来の品質・性能には何ら問題はありませんので、安心してご利用いただきますようお願いいたします。

色ムラ

粘土成分の違いや、気圧・気象条件による焼成窯内雰囲気の変化により、微妙な色ムラが発生している場合があります。

ネジレ・寸法

焼き物特有の若干のネジレや寸法のバラつきがある場合があります。
また瓦は重ね合わせて施工していきますので、葺きあげ後に瓦と瓦の間に隙間ができることがあります。

貫入(かんにゅう)

陶器瓦(釉薬瓦)は貫入と呼ばれる表面亀裂が発生する場合があります。
これは陶器製品特有の現象で、生地を焼いて焼結させる場合に粘土と釉薬の収縮率の違いにより、釉薬表面に細かい亀裂が発生します。
ただしこれは製品生地までの亀裂ではなく製品の品質(漏水・強度)には問題ありません。

ピンホール

陶器瓦(釉薬瓦)には釉薬面にピンホールと呼ばれる小さいヘコミや粘土素地の露出が発生している場合があります。
釉薬の気泡や粘土に含まれる有機物(亜炭など)が燃焼して発生する現象ですが、品質(漏水・強度)には問題ありません。

黒ずみ

いぶし瓦には経年変化による黒ずみなどの変化が発生する場合がありますが、これは自然素材であるいぶし瓦特有の現象であり、品質(漏水・強度)には問題ありません。

赤錆(あかさび)

いぶし瓦は粘土に含まれる鉄分が瓦表面にある場合、雨水により赤錆が発生する場合があります。
これは品質的な劣化ではなく表面層に見られる現象であり、内部拡大したり、内部進行するものではありません。
近隣からの鉄粉の付着によるもらい錆も同様です。

表面の汚れ・コケなど

施工後にホコリの付着などによる色合いの変化が発生する場合があります。
また建物の立地条件により、瓦表面にコケなどが付着することがありますが、屋根材としての品質・性能・および耐久性を損なうものではありません。

炭素被膜のはくり

いぶし瓦に粘着テープ等を貼ると、剥がす際にテープの粘着層と一緒に炭素被膜が剥離することがあります。
また泥で汚れた靴でいぶし瓦の上を歩くと、炭素被膜が傷つくことがあります。